私は、月にまあまあの量の家（住まい）に関する本、雑誌を買います。

色んな人のお部屋を公開しているものや、建築家が書いている本、名作が集まっているもの等、とにかくたくさん買います。

それは、どんなふうに皆さんが楽しく生活しているのか気になるから。

最近では、個性や自分らしい家がもてはやされていますが、一生住む家にそんなに個性をもたせていいのか？

頑張って働いて、３５年のローンを組んで生活する家。

できるだけ長く気持ちが良くてトラブルが少ない家で生活したい。

なになに風やデザインされた個性的なもので、飽きずに、ずっと暮らしていけるのか？

建築家の先生のもとで短い期間働かせてもらっていたこともあるので、

２０代の頃はかっこいい家、個性的なお部屋で生活したい等、考えていましたが、今では、できるだけ普通の家が良いと思っています。

（長くなりすぎるため、すこしづつ書きたいと思いますので、経緯は略します。）

もちろん、普通と言っても、普通がいろいろあると思いますが、私は、家具等を置いてもゆとりがあるリビング、水回りの動線、数部屋の５〜7帖程度の個室、取替がきき壊れにくい設備、雨漏りなんて一生ないほうが良い！

床の素材なんて普通でよい！多分、長く住むと張替えが必要になるので、その時少し良いものに変えても楽しい！

家にこだわらない分、家具は少しだけいいものが欲しい！

まずは、一生住める箱を買うことが先決だなと思っているのです。